二面性

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私が自室を掃除していると、ベルが急に大きな声でワン!と吠えた。この頃のベルの声は、なかなか迫力があってドキリとさせられる。子供の頃、初めてジョージ川口のドラムを聴いた時の様に、おなかにズシン!と響いてくるのだ。

私を見ながら何かを訴えるような仕草なので傍に行くと、余り好きではない野菜入りフードを完食したと自慢をしたいらしい。「ベル食べたんだあ?! 良い子ねえ。何かご褒美あげなくちゃね」と思わずあげた私の声は、かなり甲高かったようだ。

廊下の向こう側の部屋にいた夫が、にやにやしながらやってくると「自分の話し方に気がついてるか?」と笑いながら云った。「相手が犬でも猫なで声って言うのかな?」

今まで夫が聞いたこともない様な、女性らしい優しく慈愛に満ちた語調だったと云われ、自分でもおかしくなった。赤ちゃん言葉とまでは行かないが、そんな感じなのだろうかと思ったら、我ながら恥ずかしかった。

サービス業はトークも大事だ。以後気をつけねばと心に期した出来事である。

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