救えなかった迷い犬

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近くの国道沿いに、NTTの電柱が立っていて周囲が金網で仕切られている場所がある。

一昨日夕、ベルの散歩の途中でどこかの犬が紛れ込んだらしく、中の片隅に蹲っているのを見つけた。首輪もリードも付けている所を見ると、どこかで飼われている脱走犬らしい。

このまま放置すれば、落雷注意報が出ている夜を無事過ごせるかどうか心配である。取り敢えずは携帯に登録してあった市役所の市民相談課に電話してみた。

答えを要約すると敷地内に入り込む権利は市にはないので、NTTに電話するようにとの事だが、自分達が動けぬ理由なるものをくどくどと釈明し続け、エンドレスの様相なので納得せぬまま「判りました」と答えて強引に電話を切った。

次にNTT104で相談すべき電話番号を問うと、5時を過ぎているので翌日の9時以降に116に電話するようにと言われた。

「それでは死んじゃうかも」と粘ると「じゃあ警察で相談してください」と電話が切れた。

通りかかった人達も心配してくれ、相談の結果熊谷警察に電話してみた。警察では「それって警察の管轄じゃないんだけど、、、」と言いつつ、「兎に角行ってみるから、、」と答えてくれたのでほっとした。

私は一旦ベルを連れて家に帰り、「少し待っていてね」と言い聞かせて現場に戻った。やがて自転車でやってきた若い警察官が、金網を乗り越えて中に入り犬と交渉の結果、警察に連れて行ってくれる事になった。

一安心だが次の言葉に愕然とした。「一応警察に連れて行くけど、明日保健所に引き渡して多分即処分でしょう」

じたばたした割には良い結果を生まなかった事に、言い様の無い悲しみを覚え自分の力の無さが情けなくなった。 夫がいればきっと何とかしてくれただろうと思ったからだ。

ワンちゃん。助けてあげられなくてごめんね。夜が明ける前に飼い主さんが警察に行ってくれる事を願うのみの出来事だったのである。

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