恥ずかしかったこと

画像
↑我が家の冬咲きクレマチス

20代のヤングママHさんから電話が入った。「トレパンかなんか一枚貸して頂けますか?」

Hさんは富豪ではないが貧乏でもなさそうなのにと驚いて聞き返した。「いいけどどうしたの?」

「お宅の裏のカーブミラーの所まで来たんですけど滑っちゃって。お尻が冷たいから帰ろうとも思ったけどもうすぐだから」

驚いて飛んでいくと田圃に転げ落ちたとかで下半身がかなり濡れていた。雪が積もっていて、道路の端が判らなかったのだろう。

「風邪ひくといけないから早く入って」と店にいざない、ドアをロックしてブラインドを下ろし、「今持ってくるから脱いでいてね」と下着を取りに走った。

厚手のトレパンと買い置きのパンストやパンティーも持っていくと、「中まですっかり濡れちゃったみたい」とHさんはいかにも情けなさそうだ。

「すみません 遠慮なく拝借します」と気持ち良くパンティーもパンストもはいてくれたHさんは、「うわあ どれもLサイズなんですねえ。全然そうは見えないのに」と続けた。

言われてみるとここ10数年、私の全ての衣類はLサイズである。締め付けられる感じが嫌で補正下着の類も一切使わなくなったのだ。女性であることを意識しなくなったのはこの頃からだろうか。

スリムなHさんの体型に不恰好な自分を重ね合わせ、久しぶりに女として恥じらいを感じたのである。

ブログランキングに登録しています。すみません こちらをクリックしてご協力お願いします。

"恥ずかしかったこと" へのコメントを書く

お名前
メールアドレス
ホームページアドレス
コメント