知らぬが仏

画像

料理番組を見ていた夫が「焼きキャベツを食いたい」と言い出した。

畑に取りに行って作り始めた、虫が気になり出した。消毒をしていないので自家製を使う場合はいつも一枚ずつ剥がして入念に水洗いをしていたのだ。

塊のまま焼き付けるこの調理法では小さな虫は取り難い。考えた挙句1時間程水に漬け置いた。引き上げてみると水中には僅かな泥以外何もなかったが、奥深く潜り込んだのかと反って心配になった。

焼きあげて食卓に乗せると、夫は「うまいうまい」とパクパク食べ出した。私はと言えばどうしても食べる気になれず、「そんなに美味しいならこれも食べていいよ」と自分の皿を差し出した。

「甘くて美味いのになあ」と夫は全てを平らげ、「代わりにこれやるよ」とヒラメのムニエルをくれた。 それぞれが満足したのだからめでたしめでたしだが、ちょっぴり後ろめたさを感じたりしたのである。

ブログランキングに登録しています。すみません こちらをクリックしてご協力お願いします。

"知らぬが仏" へのコメントを書く

お名前
ホームページアドレス
コメント