嬉しくも意外だったこと

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母娘連れのカット客が来店した。初めてのお客さまだが、「受験願書に貼る写真を撮りに行くので真面目そうなスタイルにしてください」と母親の要望は極めて明快だ。

所が当の本人は「真面目そうなんてキモイよ。お洒落にお願いします」と主張して引こうとしない。

「どちらかに決めて頂いてから始めたいのですが、、」と気長に待つ事にしたが、30分程話し合っても二人の意見は一致しなかった。常連さんなら私の意見も強引に反映させるのだが、一見さんではクレームが怖い。しかも大事な受験写真となれば尚更である。

結局真面目且つお洒落にと私の技術が問われることになった。前髪を無難な長さにしてバックを一つにまとめて結ぶことによって真面目さを強調し、サイドの髪を躍らせて個性を主張すると何とか二人とも納得してくれた。

夕方、「お世話になりました。お陰様で良い写真が撮れました」とみかんを一箱持って写真を見せに来てくれた。この母娘にそんな義理堅さを全く期待していなかった私は、意外な結果に驚いてつい失言してしまった。

「証明写真にしては随分綺麗に撮れてますねえ。実際のヘアスタイルより素敵!」

お名前も伺えなかったお二人さん。本当にごめんなさい。そしてありがとう。受験、頑張ってくださいね。

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