嬉しかったこと

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↑我が家のグロリオーサ

一昨日のツアーで、ちょっと嬉しい出来事が一つ。

通路を挟んで私たちの左隣に座った年配の女性が、どうやらバスに酔ってしまったらしい。
太海フラワーセンターまで我慢しますと、額に脂汗をにじませながらも懸命に嘔吐をこらえている様子が痛ましい。

私は車酔いをしないので手持ちの薬はないし、添乗員さんははるか遠くの席だ。「呼びましょうか?」と聞くと連れの女性が恥ずかしいからやめてくれと答えた。恥ずかしがる理由が理解できなかったが余計な事とそのまま黙っていた。

やっと昼食所に到着し、彼女は店員さんに酔い止めの薬の有無を聞いたが、無論医薬品は扱っていないようだ。私は店員さんに近くに薬局がないかを聞いてみた。走れば時間内に戻れる距離なら行ってあげようと思ったからだ。

ちょっぴり美人のその女性店員さんは、「私の車で行きますか?」と聞いてくれた。「行きます行きます。よろしくお願いします」と頭を下げた私に、病人さんが黙って手を合わせた。

こうして私は車酔い防止ドリンク剤と錠剤を手に入れ、お礼にとレジ横のドリンク剤の3本セットを買い込み、同行してくれた女性に手渡すととても喜んでくれた。

降り際に「高級車に乗せて下さってありがとう」と礼を述べると、「海風で直ぐに錆が出るんですよ」と愚痴った。世の中色々な不満があるものだと実感し、「頑張って毎日洗車をしてね」とエールを送った。

薬を一気飲みした病人さんは、バスが発車する頃には元気になり、私の手を握って「ありがとうありがとう」を繰り返した。

良い事なしのツアー中で、私にはとても嬉しかった出来事だったのである。

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