私達のダニーボーイ

↓我が家のバラ(レイニーブルー)rainyblue.jpg
突然、今では数少ない学生時代の同級生から電話が入った。来週膵臓がんで入院するという。
「最後に何か楽しい話がしたくて」と言われ、私はAmazonMusicでサムテイラーのダニーボーイをフルボリュームで流した。

「聴こえる聴こえる。あの頃に戻りたいね。」
「うんうん Kさん まだ生きているかねえ。」

Kさんとは、私達二人が同時に恋した、横浜伊勢佐木町のジャズ喫茶のサックスの名手で、ダニーボーイは彼の18番だった。

「元気でね。」も「頑張ってね」も言えず、共に無言で突き抜けるような高音を聴き乍ら、お互いのしのび泣きの声だけを確認し合った、忘れられない電話だったのである。

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