胸撫でおろし

↓我が家のサルビアsarubia.jpgcoat.jpghasami.jpg
夫の死後の7年間、何故か私は彼のこのジャケットを捨てる気になれず、自分で身に着けてきたのだがいかにせん古すぎる。

着る物くらいは新しくと洋裁鋏を持ち出して切り始めたのは良いが、テレビの音に気を取られ、ついファスナー部分まで刃を当てた結果、「ガリーン!」と言う音を聞いた時は飛び上がってしまった。

60年来使い続けた大事な大事な洋裁鋏の刃が、傷んでしまったと思ったからだ。しかし恐る恐る調べたその刃は全然傷ついていなかった。

見事に切られたファスナーは金属ではなくアクリル製だったのだ。これをラッキーと言わずしてなんと表現すべきだろうか。

数少ない私の嫁入り道具の一つが無傷だった事に、限りない喜びを感じた出来事だった。

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